ガラスコーティングは分子構造を上部から見ると網目状になっています。
施工に水(ミスト状のものをごく少量)を使用します。
水を使用しない状態で1回塗布するとガラスは3層になるのですが、水と反応することにより6層に膨れ上がります。6層を3回塗るので18層となります。
1層辺りの厚さは300ナノメートルで、水分と融合させますので800ナノメートルになります。これは即時に形成されます。
そして構造はストーンウォールと呼ばれるものです。
直訳すると石の壁。ふむふむ。
ストーンウォール状についてイメージでよく例えられるのは
お城の城壁に使用されている石垣
です。
昔は戦があり、敵の攻撃からお城を守るために城壁が据えられていました。
ドーン!となにかが飛んできたところを想像してみると、、、。
確かに壊れにくそう。(/・ω・)/
受けた衝撃の分散と吸収を瞬時に行える、古人の知恵と言えます。
それがナノレベルにも存在しているということになります。
わたしたちの身の回りは、ナノレベルであっても目に見えるサイズであっても、法則は同じなのかも知れません。(^^)
話が長くなってしまいましたが、ガラスコーティングをすると強化されるのにはこのような仕組みが元になっています。
なお、このストーンウォール状に組み合わさっているナノレベルの表面を検査するのには数千万円の費用がかかったそうです。(;・∀・)ひょえ~。ありがとうございます!